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Tambaqui DAC

オーディオマニアなら、新しいスーパーチップが発売されるたびに自分の機材が時代遅れになるフラストレーションを経験済みでしょう。当社は、このジレンマを生むサイクルに別れを告げ、まさにゼロから分離型DACを設計しようと決意しました。このDACが他に類を見ない高性能を維持できるのは、ただ単に、性能曲線の10年先にある技術で作っているからなのです。まだまだ向上の余地はあります。Mola MolaDACは、社内で完全に開発した回路とデジタル・アルゴリズムを使用して、初めから設計されています。

コンバーターは2枚のボードから構成されいます。最初のボードでは、入ってくるすべてのデジタル音源を3.125MHz/32ビットにアップサンプリングし、ノイズシェーピングされたPWMに変換します。二番目のボードはデュアルモノラルDACで、それぞれ独立した32ステージFIR DACと、シングル ステージの4番目のフィルタリングI/Vコンバーターが、PWMを驚愕の130dB SNRでアナログ変換します。また、フルスケール・シグナルでも歪みがノイズフロア以下に抑えられている点も、他の追随を許しません。現行と過去のハイエンドICの傾向を眺めてみると、このレベルの性能を出せるメーカーは、予見できるくらいの未来には出てこないでしょう。普通のメーカーでは、競合他社の製品と同じ「本日のチップ」に頼らざるを得ないのですから。

近年の要求の厳しい基準に照らしても、ジッタへの対応には並々ならぬ努力を払ってきました。Mola MolaDACには、自社開発の非同時性アップサンプリング・アルゴリズムを使用しています。これにより、数秒ロックされたあと入力周波数の計測値が急激に減速し、周波数比が固定されます。周波数安定性の決定的な要素は内部クロックで、本機にはラボレベルの100MHz SCカット・オシレーターを採用しています。これは、効果としては原子時計レベルですが、物理パッケージはついていません(物理パッケージは、分光の純粋性に役立つわけでもないのに非常に高価なのです)。

 
 

 

技術
• 1ビット100MHzすべてのディスクリートパルス幅変調(PWM)DAC 
■ 入力
• AES、SPDIF、TOS、USBオーディオ、Bluetooth (SBC, AAC, APTX, LDAC), HDMI, Ethernet対応
■対応できるフォーマット
• PCM 44.1–192kHz/24ビット、AES、SPDIF、TOS経由
• PCM 44.1–384kHz/32ビットUSB経由
• DSD64-256(2.8-11.28MHz)USB経由
• HDMI経由のI²S
• PCM 44.1-48kHz/16 ビット Bluetooth

性能
Digital volume control
XLR バランス出力(XLR→RCA変換用アダプタ付属)
ヘッドフォン出力(6.3mmジャック、バランス型XLR 4ピン)
2つのプログラム可能なトリガー出力(3.5mmジャック)
サポートされている形式
384kHz / 32bitまでのPCM(>192kHzおよび> 24bit、USBおよびRoonのみ)
DoPおよび最大4倍のネイティブDSD(USBおよびRoonのみ)

■パフォーマンス
• フルスケール出力レベル:+18dBu
• 信号対ノイズ比: -130dB unweighted
• THD、IMD:測定不能(推定-150dB)
• 帯域幅: 最大80kHz
• インテグレーテッドジッター: <1ps@10Hz, <300fs@1kHz
• ジッタ除去: >80dB@1Hz 20秒後にロック

■コントロール
4つのプログラム可能なプリセット
リモートコントロール
Mola Mola Remoteアプリ

■寸法と重量 200mm(W)x 110mm(H)x 320mm(D)
・重量:5.2kg

定価:1,848,000 税込

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